決意

なぜ国政?

現職の市長である私が、なぜ、国政を考え始めたかを一言で申し上げますと、大阪南部の将来に対する危機感からです。大阪はよく「北高南低」と揶揄されます。一般的に、大阪北部は発展傾向、ところが、大阪南部は衰退傾向にあります。この10年、20年を見ておりますと、大阪北部は人が増え、人が増えるからお店が増える、お店が増えるから人が増えるという好循環の傾向にあります。ところが、大阪南部は人が減り、人が減るからお店が減る。お店が減るから人が減るという悪循環の傾向にあります。

そして、様々な要因のもと、大阪北部と南部の格差は拡大傾向にあり、南部に位置する一地方自治体の長として、国と一丸となったまちづくり(例: 大阪南部高速道路の実現)を推進していかない限り、近い将来、「消滅可能性都市」が現実味を帯びてくることを痛感しました。少子高齢化・人口減少という社会潮流の中、自力で悪循環を好循環に好転させるのはかなり困難な状況で、南河内の一部の地域では、市町村合併も視野に入れた広域連携の取り組みが始まっております。国へのパイプ役をしっかり機能させ、国と連携しながら南河内のまちづくりを推進していきたいという思いで、国政に直接寄与することに手を挙げました。南河内を本気で変えてまいります。


相当厳しいのでは?

正直なことを申し上げますと、「まず選挙に勝てるのか?」という心配のお声をよく頂きます。2021年10月31日に投開票された第49回衆議院議員総選挙の結果を受け、そして、その後の大阪の政治情勢を考えると、相当厳しいということは覚悟しております。ある意味、冒険なのかもしれませんが、自民党大阪刷新本部のご支援のもと、住民の皆さんにご支持を頂けるよう、ひたすら努力するのみです。活動範囲が、河内長野市から大阪15区(松原市、堺市美原区、富田林市、大阪狭山市、河内長野市、太子町、河南町、千早赤阪村)へと大きく広がるわけですが、すべての地域を走り回ります。

私は、1969年生まれの現在54歳で、マラソンを趣味としております。初マラソンは2013年10月に開催された大阪マラソンで、そのときの記録が3:58:44(ネットタイム)。そして、2023年2月に開催された大阪マラソンでは、2:55:16(ネットタイム)まで改善することができました。3時間を切りたいという目標を持ち、その目標に向かって日々努力を重ねれば、年齢に関係なく結果が付いてくることを実感しました。目標を立て、限られた時間を有効に使い、そのフットワークの軽さを活かし、短期間で住民の皆さんのご支持を得、そして、ご期待に添えられるよう、努力してまいります。体力・知力、誰にも負けない」その思いでがんばってまいります。